タイ航空バンコク マニラ搭乗記 TG624
8月6日
TG624にてバンコクかマニラまで、マニラ短期出張のためフライト。
予定を見てみると使用機材はB777-300ER これってNHだとニューヨークやワシントン、ヒューストンなど長距離のフライトで使う機材ではないか。
出発ゲートはF5、出国審査を無事に終わりゲートへ向かうとその隣のF1ゲートにはエアバスの新機材が。。ゲートチェンジで実はA350なんて少し期待してしまったが、予定通り-300ERに搭乗。
チェックインカウンターで満席の言われていたので早めに搭乗を終え、他の乗客が乗ってくるのを待っていると、なぜいつもバンコク発マニラ行きが満席なのが納得できた。
フィリピンは、フィリピン人を様々な職種で海外に出して、そこで得た外貨を 本国に送金するということを国策として行っており、フィリピン人を海外に派遣する際の法整備なども他国に比べてしっかりとしており、特に中東では建設業界や小売業界またメイドなどで引っ張りだこだったものが、この中東の経済不安定とサウジの不景気が続き、バンバン契約を途中で終わらせてでも帰国させている。
確かにフィリピンではgulf dreamという言葉あるほど、フィリピンを出て外で特に中東で仕事をすればかなりの額を送金できるとこのこの10年来評判になっていたらしいのだが、ここにきて優秀な人材=高い人材ほど契約を更新されず帰国している。
フィリピン航空は世界中様々な空港へ直行便を飛ばしているものの、シンガポールやバンコクとは比較にならず、中東からバンコクやシンガポールを経由して行き来する人が多いらしく、バンコクーマニラはどの便も満席だとか。特にクリスマス前後は数ヶ月前に予約しないと取れない便が多いという。
ということで今回の目的はその海外帰国組で優秀な人材発掘のためにマニラへの短期出張となったのです。
定刻通りにプッシュバックし、一路モンスーン特有の低い雲めがけて離陸し高度を上げて行くB777-30ERは離陸直後すぐ雲の中へ入り大きな揺れが1時間も続いたフライトでした
順調に大きな翼のフルフラップのB777-300ER定刻どうりにプッシュバックをスタートしtaxiを得て滑走路へ
離陸後低い雲を切り抜け、少し揺れも収まった頃、フラップをあげ、高度と速度を上げて、進路を東にとりマニラを目指します
しばらくすると、また雲海の中へ。
揺れの中、ドリンクサービスの後機内食が配られたが、すぐに大きな揺れが続き、サービスも中断しCAの着席命令が出るほどに。
マニラまで40分の上空。
機窓から見る好きな時間。翼のライトが夕焼けの映えて綺麗。
降下を始めるとともに、マニラ空港が混雑の為、上空で待機がATCから出ているという。なんか嫌な予感がしたが、この時点で上空に2時間の待機でやっと着陸許可が下りるも、、、、
速度140ノット、高度1,500フィートまでおり、最終着陸態勢に入ったところで、前に着陸した飛行機が滑走路から出ていないため、wake turbulanceがあるのでしょうか、go aroundを決定したらしく、急加速し高度をぐんぐん上げ、わずか3分で4,000フィートまで上昇し、着陸履行を行い、その後無事2時間半遅れで、着陸しました