サイレジア料理に挑戦 @ポーランド シロンスク地方
ポーランド料理というと、肉、ジャガイモ、肉、ジャガイモ、肉、たまにピエロギ、そして肉、、、、
というイメージが強く殆どそうなのですが、実は戦後のソ連の影響下時代のロシア料理をアレンジしたもの以外にも、歴史的に東方貿易やハンザ貿易が発達したこともありポーランド料理は他の欧州の料理と比べてアルメニア人が持ち込んだ胡椒をふんだんに使う料理も多く、またポーランド南部シロンスク地方の一部は第一次大戦前はプロセイン領ということもあり煮込み料理や発酵食品が発達していきました。
また今日でも世界3大ヨットの製造場所はここポーランド北部グダニスク(GDANSK)という町にあります。
今回はドイツ料理の系統を踏むシロンスク地方の代表的な料理、ジュレックと肉巻きを挑戦してみました
シロンスク地方代表的なスープ ジュレック。
ライ麦粉を発酵させてスープを作り、野菜やマッシュルームと一緒に煮込みます。
ポーランドはどこの地方に行っても秋になるとマッシュルームが豊富で非常に美味しい、欧州各地に輸出もしている農業国でもあります。
と
ここまではヘルシーなんですが、この後、ソーセージをたっぷりと入れてさらに煮込み、大きなスープボウルで出て来ます。
ちょっと酸味があり、濃厚な割にはさっぱりしていてそれがどんどん食べてしまうのですが、これだけでお腹いっぱいになります
そしてメインはポテトダンプリングを添えた、豚肉巻き。
豚肉だけでも軽く400グラムはあるでしょうか
これを現地の人はペロリと食べてしまいます。 結構痩せている人も多いのに大食感なんですね
大きな豚肉巻きを取ると下にはたっぷりの赤キャベツが。。
残念なことに半分も食べることができませんでした。