カトヴィッツェ郊外 ホテルゴルチョフスキホテル滞在記 @Chorzów
ポーランド3大都市のうちの一つ、ワルシャワの南に位置する工業都市カトヴィッツェの郊外、まさに田舎の工業団地に仕事で。
前に来たのがまさに10年前、本当に何もなくホテルすらなかったのですが今回この街でホテルを予約してくれるとのことだったのでちょっと不安がありましたが、そのホテルに行ってみると、大きくない地場のホテルですが新しく綺麗なだけでなく、郊外の森の中に建てられている小さなお城のような雰囲気があり、朝は新鮮な空気を肺にいっぱい吸い込み、フレッシュな気分で1日が始められるとても素晴らしいホテルでした。
ところでこの街 Chorzow と書くのですが、ずっとチョチョーフと呼んでいたのですが実際の呼び名はホジューフとのこと。
相変わらず難しいポーランド語です。
開店して1年足らずのゴルチョフスキホテルの外観
南ポーランドはドイツ風の建物が多く綺麗です
とてもシンプルな部屋の作りでしたが
ワーキングスペースも十分に確保されていて快適でした
バスルームと
必要最低限のamenityは揃ってます
カトヴィッツェ郊外ホージュフの中心部にあるこのホテル、まるで森の中にあるようなホテルで朝の散歩は気持ちよかったです
ビールの王様 ピルスナーウルケル @チェコ
チェコにきて最大の楽しみはなんて言ったってビール。
チェコのビールは世界一だと思います。
breweryも小規模から輸出している大手まで様々あり、その中でもビールの王様と言っても過言ではないピルスナーウルケルを飲むのが東欧にきて最高の楽しみになってます。
このピルスナーウルケルはチェコ東部ピルゼンで1842年から製造されている老舗で糖化を3回繰り返しアルコール度数は低く保ちながらもコクのあるホップの味が濃厚なビールでピルスナーの元祖とも言われているビールで現在全てラガー、ピルスナービールの製造方法の基礎ともなっている由緒正しいビールです。
アサヒビールがピルスナーウルケルを買収したことが大きなニュースにもなりましたが、意外や意外現地のチェコ人に聞くと、日本の会社に買われたことはとても嬉しくこれでチェコという国が日本にも大きく広がってくれたらと非常にpositiveな意見がパブなので多く聞こえたのが嬉しかったですね。
チェコ北東のガラス製品の街 ヤブロネッツを訪ねて
チェコの首都プラハから北東へ車で2時間ほど、リベレッツ州にヤブロネッツという町があります。
周りを山で囲われ、より北に行くとガーネットの産地があり、この町付近も冬になるとスキー客で賑わうのですが、普段は落ち着いたチェコの田舎という感じの街です。
チェコガーネットはこれより北TURNOV付近で採掘され、もともとリベレッツは良質のシリカが産出されることから、ボヘミア王はイタリアベネト共和国から職人を呼び、ムラーのガラスのような工芸品を作らせ、君主や、オーストリア=ハンガリー帝国のハプスブルグ家に献上するまでの品質になりました。
先の大戦後ソ連影響下でこの工芸品は下火になりましたが、チェコ共和国独立後は復活し今ではガラス細工やビーズ、そしてジュエリーの加工までを担うようになり、ドイツ、フランスに輸出できるほどの品質を保っているほどです。
チェコガーネットの特徴として深い赤色をしており、金色との組み合わせが大変色味がよく、王冠の一部としても使われていたそうです。
そしてあまり知られていませんが、クリスタルの最大手スワロフスキーも実はもともとこの地方出身者。先祖がプロセインのチェコ人でここからオーストリアに移住したとか。
もし移住してなくここで展開していたら一大国際都市になっていたかもしれません。
今日現在のビーズ最大の競合は中国となってしまいましたが、地場産業として発展して行ってもらいたいものです。
ものすごく安全な街なのですが、何せ日が落ちると誰も街を歩いていないスキーシーズン以外は本当に静かな街でした。
Jablonecの丘の上から市街を一望する。
のどかな田舎町です
宿泊した町の小さな静かなペンションは
オーナーの方が日本好きでここに日本庭園を作るのだとか
赤色の紅葉がとても眩しく感じました
夕食をペンションで取り、市街中心部を歩いてみると人っ子一人いないちょっと寒くなると寒しい感じもしますが、すき透る空気が美味しかったです
プラハ ユダヤ地区にて
プラハの街は他の都市にはない華やかさがある一方、東欧最大のユダヤ地区があることでも有名で、その歴史は長く10世紀後半にユダヤ商人がプラハに移住しお城の近くに住み始めたと言われています。
他の国や領主に比べてユダヤ人に対して寛容だったこの地の領主、その後移住者が増え、大きなゲットーを形成していきました。そして迫害し追い出すどころか、ヨゼフ2世皇帝はゲットーを解体し街の中に組み込み、そしてユダヤ人をプラハの市民として認めるまでに至りました。
その後の2回にわたる大戦ではユダヤ人に対する迫害が強まったのはいうまでもありませんが、このユダヤ地区はワルシャワや他の街とは違い完全に破壊されず今でもユダヤ地区(ヨゼフ地区)として活況です。
またカフカの生家としても有名でまた 土から作られた人造人間ゴーレムの伝説で有名なシナゴークも現存しています。
旧市街から歩いて10分ほどに位置し、ヨゼフ地区を通りぬけヴルダウ川の流れを見学しました。
プラハ散策 カレル橋
モルダウ川にかかる有名なこのカレル橋
前日夜夕食を取った後訪れて見たが、急に霧が立ち込めだし雨も少し降ってきたので橋を渡ることができず、昼間プラハ城に歩いて行くためこの有名な橋をゆっくりゆっくり歩いた。
1357年に橋の建設が始まり、1402年に完成した当時はモルダウ川にかかる旧市街とプラハ城を結ぶ唯一の橋であったそうで、以前はプラハ橋と呼ばれていたものが1870年より建設を命じた神聖ローマ皇帝カール4世にちなんでカレル橋と呼ばれるようになり現在に至っている
この石橋の素晴らしいところは橋そのものの美しさやその周辺の素晴らしい景観もさながることながら、30体の彫刻がこれまた素晴らしい。
また昼間は大道芸人や絵描きなどで賑わい、カレル橋から見える美しい景観を描いている絵描きや30体もある彫刻をゆっくり一つ一つ見ていくとどこかの美術館にいるような感覚さえなります
またこの30体の彫刻は30体の聖人の彫刻でもありまして、歴史的に有名な聖人がモデルとなっています
黒く煤けた聖ピエタの彫刻 威厳があります
橋からモルダウ川の流れを見てる時間を忘れそうになります
洗礼者ヨハネ
橋の一番有名な彫刻聖ヤン ネプムツキー
いつ通っても人だかりです
お城のようなプラハのホテル U PRINCEホテル宿泊記
旧市街ど真ん中にあるこのU PRINCEホテルはホテルだけでなく、路面に面したカフェやプラハ旧市街が見渡せるテラスがあることでも有名なホテルです。
せっかくプラハに来たのだからいつも止まっているチェーンのホテルではなく、ローカルのいいホテルに泊まってみようと思い、ネットで調べるとこのホテル12世紀、つまり目の前の時計台よりも古くからある建物を改築してホテルとして使用してあり、全部で24部屋しかなく、チェックインからチェックアウトまで素晴らしいホスピタリティとサービスを受けることができます。
ホテルコンシェルジュはプラハのことでしたらなんでも聞いてくれとばかりに的確に本日のコンサートはどこがオススメとか熟知してらして、仕事終わりに街を観光しても全くロスなく回れたことは彼のおかげと言っても過言ではありません。
また一部屋一部屋も広くそして隣の部屋のドアからは距離があり、完全にプライベート空間を演出してくれます。
プラハにもう一度来ることがあったら是非泊まりたいホテルとなりました。
ホテル外観 旧市街ど真ん中にありながら赴きがあります
42部屋しかないこのホテル、1階と屋上にレストランを備え各部屋は7部屋のみ
サービスが行き届いています
各フロアに飾られたシャンデリアも美しい
部屋は最上階を予約してくれ、歴史的な建物ながら中は美しく綺麗
ベッドスペースも広い
ワーキングスペースの机も重厚感がありました
バスルームも大きく
アメニティも充実しており
ミニバーのセレクションも種類が多く素晴らしい
昼間の外観