Shinworldtraveler’s diary

年間150フライトするミリオンマイラー 世界の機内食や出張先の出来事などをアーカイブします

インド ムンバイ滞在記 夕食はフェヌグリークとチキンのグレイビー

定宿にしているムンバイ郊外空港近くのTUNGA REGALE HOTEL

チェックインを済ませてホテルのレストランへ

 

ムンバイでイタリアンを食べても、フレンチを食べても、中華を食べてもほとんどのレストランではインドテイストになってしまい、indian italian , indian french , indian chineseとなってしまうので、ほとんどインドに来たらインド料理を食べるようにしています。

 

インド料理って一人で食べるのに適していないと思うのが、一つの料理の量が多い。

ファーストフードだったらそういうことはないのでしょうが、ホテルのレストランとなるとビュッフェ以外、個別にアラカルトで頼むと一品が多いのが弱点です。

 

そんな中

もうすでにインドに出張でくるようになりもう直ぐ20年が経とうとしますが、わからないのがどれがカレーでどれがグレイビーなのか

いつも説明を受けるのですがいまいちよくわからないので結局レストランのお勧めをいつも美味しくいただいております

 

インド料理と一言で言っても地方地方で様々な料理があり、ナンは全インドで食べられているわけではなく、お米も全インドで食べられているものでもありません。

 

そんな中、せっかくインドにいるので毎回違ったインド料理を一品食べるようにしています。

 

そこで今回はレストランに聞くと、新鮮なフェヌグリークの葉っぱを仕入れたのでフェヌグリークとチキンのグレイビーにしましょうと

 

しましょうって

 

お勧めしますだったらわかるのですが、このホテルのレストランは8年前開店当初からお世話になっているレストランでおまけにここのマネージャーのお勧めは結構ハズレはないので、その”しましょう”と言われたフェヌグリークなるものをチャレンジ

 

フェヌグリークを調べて見るとマメ科一年草で、中東、アフリカ、インドで古くから栽培されいてなんと古代エジプトのミイラを保存するのに使われていた薬草だったそうです。

そして古代ローマで家畜の飼料として使われ広く世界に広まり、日本にも江戸時代に中国から入って来たそうですが、定着はしませんでしたが日本名コロハという名前もあるそうです。

 

全く知らなかったのですが、今私たちが食べている日本のカレーの実は主原料の一つになっている大事なスパイスだそうで、そのフレッシュなフェヌグリークの葉っぱのグレイビーを食べられるなんてラッキーと調べた後思いながらいただくと、

ほのかに日本のカレーの味がして来ました。

味は全く違うものですがほのかに日本のカレーの匂いがしたことは嬉しく、また調べると胃の調子を整えるものとして胃腸薬として飲まれている歴史があったことから、これもまた期待大です。

 

 

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酸っぱ辛いお漬物と、フェヌグリークの葉とチキンのグレイビーをインド西部特にグジャラート州で食べられている全粒粉を使った無発酵のパン、rotiと一緒に

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この酸っぱ辛いマンゴーのお漬物、慣れると癖になります


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メインはフェヌグリークの新鮮な葉っぱとチキンのグレイビー

ほのかな日本のカレーの匂いがこれまた食欲をそそります